白髪染めとヘナ
白髪染めの際に、「ヘナ」を使う人が少なくないようです。
これは何かと言うと、インドの自生植物であるヘナを利用してできた染毛剤なのです。
ヘナの魅力は、髪や頭皮に優しいということです。
染毛剤を使いたくても、頭皮が弱くて普通のものを使うと頭が痛くなったり、かゆみが生じるので悩む人も多いことでしょう。
髪が白くなっても白髪染めが困難で、実年齢よりも老けた印象になるケースもあります。
ヘナは、自然のもの由来ですので、体にはダメージを与えにくい成分で作られているという特性があります。
ですので、肌が弱い場合でも、ほとんどの人が悩みを持たずに使えるでしょう。
お値段も安いものがほとんどで、加えてトリートメントにもなるので髪を染めるだけでなくつややかにします。
白髪にそれほど意識していない人でも、トリートメント効果を得るために利用する人もいるのです。
しかしながら、ヘナにも短所はありますので、頭に入れておきましょう。
まず第一に、あまり効果が長続きしないという事が言えるでしょう。
大抵は、二週間ほどで色が抜けてきます。
早い人の場合、一週間を過ぎたあたりから色落ちが感じられるかもしれません。
そして、頭全体がムラなくきれいには染めることが難しいのです。
この点は、ヘナのメリットと言うこともできますが、多く出回っている白髪染めを使用すると毛髪全部がムラなく染まります。
しかしヘナを使うと、白髪の部分は強い色に染まり、その他の黒い髪の毛は色の変化はあまりありません。
白髪染めを使うと自然な髪色にならないと迷っている方も一度ヘナを試してみる価値はあるでしょう。